と言う事で、今月はチョット難しいかもしれませんが、身近だけど良く分からない「レントゲン」にスポットを当ててみました。
良かったら、読んでみてください。
<画像診断の豆知識>
皆さんは、今までに一度くらいは整形外科に行ったことがあると思います。そこでは、必ずと言っていいほどX線撮影(別名:レントゲン、X-P)をしますが、それによって一体何がわかるのでしょうか?この疑問に対して調べてみたので、紹介したいと思います。
画像診断の種類
画像診断には様々な種類があるのですが、ここでは代表的なもの3つを載せます。
・X線像 … 主に骨の異常や骨以外の所にも異常がないかを診るためのもの。
その他に、胸部X線では、肺の状態なども知ることができる(図1)。
・X線CT(いわゆるCTスキャン) … ほとんどX線と同じ。しかしCTの場合は、輪切りの映像を見ることができるので、背骨の断面図やお腹の断面なども知ることができる(図2)。
・磁気共鳴画像(MRI) … これは、磁気によって骨・骨髄(骨の中)や椎間板、靭帯、筋肉など軟部組織と呼ばれている部分などにも異常があるかを知ることが可能で、X線像と合わせて観ることで、より詳しく病状を把握できる(図3)。

各画像の特徴 何が映るのか 適応疾患
X線像 骨(カルシウムの沈着している部分) 骨折、骨粗鬆症、関節の変形など
X線CT 基本的にはX線と同じ。造影剤という 骨折(重度なものもOK)、腫瘍、靭帯骨化症など
薬を使う事で背骨の靭帯やせき髄など
も移すことが可能
MRI 骨、骨髄(骨の中)、筋肉、靭帯、椎間板、 骨折、椎間板ヘルニア、靱帯損傷など
脂肪など
3.まとめ
このように、画像診断は様々な疾患を診察する上で必要なものですが、X線だけでは、椎間板ヘルニアや靭帯・半月板損傷等は分からないという事も知ってもらえたと思います。また、ここで述べた以外にも様々な種類があり、それらを併用していくことで、より詳細な状態を把握でき、より良い治療につながっていきます。